- ドコモの解約方法は?
- ドコモの解約で違約金や手数料はかかる?
- ドコモからのりかえでおすすめの通信会社は?
ドコモスマホを解約する方法は、番号そのまま他社へのりかえる「MNP」と、のりかえをしない純粋な「解約」の2つがあります。
MNPの予定だったのに先に解約をしてしまうなど、間違った手続きをするとキャンセルはむずかしく、取り返しがつきません。
ご自身がどうしたいのか、目的とその手順をきちんと確認して手続きを進めましょう。
この記事ではドコモの解約方法をくわしく解説します。
MNPあり・なしによる手続きの違いや、解約する前の準備や注意点も解説しています。
この記事を最後まで読めば、ドコモの解約をスムーズに失敗することなくできます。
ドコモの解約とMNP
まずはじめに「解約」と「MNP」の違いについて、わかりやすく解説します。
違いはいいからとりあえず解約手順を知りたいという人は、ここは飛ばして先へ進んでくださいね。
ドコモの解約手続きには、以下の2つの種類があります。
- 電話番号の利用をやめる完全な「解約」
- 番号そのまま他社へのりかえる「MNP」
ドコモで利用中の電話番号を今後使わない場合、「解約」の手続きをとります。
一方ドコモから他社へ番号そのままのりかえる場合は、「MNP」の手続きをします。
MNPはモバイルナンバーポータビリティ(Mobile Number Portability)の略です。
電話番号そのまま通信会社を移行する手続きで、一般的に「のりかえ」と呼ばれることが多いです。
解約とMNPの手続き方法は、それぞれ手順も窓口も異なります。
間違った方法で手続きを進めると、後から修正することはかなり難しいです。
実際にスマホの販売員時代、本当はのりかえを希望していたのに間違って先に解約してしまった方を何人も見てきました。
一度解約をしてしまうと、ほとんどの場合キャンセルすることができませんので、注意して進めてくださいね。
必ずご自身が「解約」と「MNP」のどちらをしたいのか確認して、正しい手順で手続きをしましょう。
ドコモの解約に必要なもの
ドコモの解約手続きには、以下のものが必要です。
- 本人確認書類
- ネットワーク暗証番号
- 利用していたSIMカード
- 予約番号(MNPの場合)
解約手続きの窓口や、解約の種類によって必要なものは異なります。
必要かどうか迷った場合はとりあえず準備しておきましょう。
必要なもの | 内容 |
---|---|
本人確認書類 | 運転免許証 マイナンバーカード 身体障がい者手帳など ⇒ ドコモ本人確認書類 健康保険証は不可 |
ネットワーク 暗証番号 | ドコモを契約するときに決めた4桁の数字 不明な場合はドコモショップでリセット可能 |
SIMカード | 解約する番号で利用していたSIM(UIM)カード eSIM利用時は不要 |
予約番号 | 番号そのまま他社へ移行するときに必要 ドコモで発行してもらう ⇒ 予約番号発行の手順をチェックする |
2023年5月より、ドコモでは健康保険証が本人確認書類として使えなくなりました。
国保や社保の保険証はもちろん、後期高齢者被保険者証なども利用できないので注意してくださいね。
ドコモの解約方法
ここからは、MNPなしでドコモを解約する方法について解説します。
MNPありの解約手続きは記事の後半で解説していますので、そちらを参照してくださいね。
⇒ ドコモをMNP解約する手順
ドコモ解約の手続きは、以下の2つの窓口で受け付けています。
- オンライン:My docomo
- 店頭:ドコモショップ
MNPなしの場合、電話(インフォメーションセンター)では解約できません。
My docomoもしくはドコモショップでのみ、解約手続きが可能です。
それぞれの窓口での解約方法を解説していきますね。
オンラインで解約する方法
オンラインでの解約手続きは、ドコモの契約者ページ「My docomo(マイドコモ)」でおこないます。
解約手順は以下を参考にしてください。
マイドコモでの解約手順
マイドコモにログインできたら、サイトの上部にある「お手続き」から次のページへ進みましょう。
次のページに進んだら、画面少し下の「解約・その他」の項目を選びます。
さらに進んだページの中央にある「回線の解約」を選択して、「お手続きをする」を選んでください。
ここで再度dアカウントとパスワードを求められることがあります。
ご自身のアカウントとパスワードを入力しましょう。
ドコモ光のペア回線だったり、一括請求の代表だったりすると、ここでエラーが表示されます。
エラーが出てしまった場合は、画面の指示に従って問題を解決しましょう。
もしオンラインで解決ができないエラーの場合は、ドコモショップでの解約になります。
解約に関する注意事項が表示されるので、確認しておきましょう。
確認ができたら「同意する」にチェックマークを入れて、「解約のお手続きに進む」をタップします。
本人確認のために、2段階認証をおこないます。
2段階認証はドコモで利用中の電話番号にSMSでコードを送る方法と、アプリでの認証の方法があります。
画面の指示に従ってくださいね。
解約手続きは手順が多いですが、エラーやトラブルがなければ10分から15分ほどで完了します。
ただし以下の場合はオンラインで解約ができない可能性があるので、注意してくださいね。
- 一括請求の代表回線
- ドコモ光のペア回線(ペア変更可能)
- シェアグループの代表回線(名義が異なる場合)
- 契約者が亡くなっている場合
ドコモ光のペア回線や一括請求の代表回線だった場合など、そのままオンラインで修正できる手続きもあります。
どうしてもエラーやトラブルで手続きが進まないときは、ドコモショップでの解約をしましょう。
ドコモショップで解約する方法
ドコモショップで解約する方法を解説します。
ドコモショップ店頭で解約をする際に大事なことは、以下の3つです。
- 予約をしてからドコモショップへ行く
- のりかえではなく純粋な解約をしたいと伝える
- 必要のないサービスを勧められても契約しない
予約から来店までの流れを解説しますね。
「ドコモの公式サイト」から、ドコモショップの来店予約をしましょう。
駅名などのキーワードや住所を入力すれば、最寄りのドコモショップを検索できます。
来店目的は「契約内容を変更」→「スマホ・ケータイの解約」の順に選びます。
来店目的を解約にすると、優先的に案内してくれない(なぜか時間が空いていない)といった情報もあります。ですがここで別の目的を選んでしまうと、来店した時に時間がかかったりしてしまうこともあるので、トラブル回避のためにも、ここでは解約を選んでおきましょう。
予約した日時にドコモショップへ来店し、回線を解約したいと伝えます。
「のりかえですか?」と聞かれることも多いので、はっきりと「のりかえではなく純粋な解約」と伝えましょう。
スタッフが手続きを進めてくれます。
注意事項を確認して解約手続きをしましょう。
これでドコモショップでの解約は完了です。
このあと1〜2ヶ月は解約前の料金の請求があるので、そちらも確認しておきましょう。
解約後もオプション料金が請求されているなど、不明な点があった場合はすぐに解約したドコモショップへ確認しましょう。
ドコモショップを予約する際、「ビデオ通話でお手続き」は選ばないようにしてくださいね。
ビデオ通話はプランや契約内容の変更ができますが、解約の手続きはできません。
法人契約の解約方法
法人契約のドコモのスマホやケータイを解約する場合は、ドコモショップでのみ手続きが可能です。
手続きの手順は個人契約のときと同じですが、来店の際に必要な確認書類が異なります。
必要なものは以下の4点です。
- 法人に関する確認書類
- 来店する人の本人確認書類
- 法人の代表者の委任状
- 利用していた電話番号のSIMカード
それぞれの詳細は以下の表を参考にしてください。
必要なもの | 概要 |
---|---|
法人確認書類 | 登記簿謄(抄)本(現在(履歴)事項証明書) 印鑑証明書 ネットワーク暗証番号 いずれか1点 書類は発行日より3か月以内で、 法人名・所在地・代表者名がわかるもの 原本のみ・コピー不可 |
来店者の 本人確認書類 | 運転免許証 マイナンバーカード(個人番号カード) 住民基本台帳カード(顔写真があるもの) いずれか1点 すべて現住所記載のもの コピー不可 マイナンバー通知カード不可 |
法人代表者の 委任状 | 原本のみ・コピー不可 ⇒ 委任状ダウンロード 総務部門への電話での確認あり |
SIMカード | 解約するドコモの電話番号で 利用していたSIM(UIM)カード |
法人契約は個人契約にくらべて必要な書類が多いです。
わからない点があればドコモの法人向け問い合わせ(ビシネスコンタクトセンター)に確認をしましょう。
0120-003300
受付時間:9:00~17:00(土・日・祝日・年末年始を除く)
ここでの解約方法はのりかえしない手順です。
法人契約の電話番号をMNPで解約する場合は、サポートセンターやオンラインで予約番号を発行できますよ。
家族が契約している番号の解約方法
ドコモを契約している人の家族が解約する場合は、代理人手続きでおこないます。
代理人が解約する場合はドコモショップへの来店が必要です。
必要なものは以下のとおりです。
- 契約者の本人確認書類(コピー可)
- 委任状
- 代理人の本人確認書類(コピー不可)
- 利用していた電話番号のSIMカード
主な本人確認書類をまとめておくので、参考にしてください。
項目 | 種類 |
---|---|
1点で受付できる 書類 | 運転免許証 運転経歴証明証 マイナンバーカード 身体障がい者手帳 精神障がい者保健福祉手帳 療育手帳 |
補助書類が必要 | 住民基本台帳カード (顔写真があるもの) 外国人登録証明書 |
(補助書類) | 公共料金の領収書 (請求書ではなく領収書) 住民票 |
受付不可 | 健康保険証 |
委任状の書き方
委任状を書く際は以下の点に注意してください。
- 契約者が全て記入する
- 電話確認が必要な場合があるため連絡先をしっかり確認する
- 記入後3ヶ月以内に使用する
とくに注意して欲しいのは「契約者が全て記入する」です。
委任状には代理人の氏名や住所を記入しますが、誤って代理人が記入することが多いです。
代理人が書いてしまっては委任状とは認められないため、必ず全て契約者が記入するようにしてください。
私の販売員時代にも間違った記入方法や、明らかに代理人が書いた筆跡の委任状をお断りした経験があります。
違和感があるのに正式な書類として通すと、販売員が罪に問われることもあるので、そこは結構厳しく見ていました。
契約者死亡のため本人以外が解約する方法
契約者が亡くなってしまった回線を解約したい場合、ドコモショップの店頭でのみ手続きができます。
解約手続きに必要なものは以下です。
- 死亡の事実が確認できるもの
- 利用していた電話番号のSIM(UIM)カード
- 来店者の本人確認書類
死亡の事実が確認できるものとは「葬儀の案内状」「香典返しのお礼状」「新聞の訃報欄(おくやみ欄)」「住民票(除票)」などです。
忙しい時期だとは思いますが、料金は契約者が亡くなった日ではなく解約日までなので、できるだけ早めに手続きをしましょう。
また契約者が亡くなった場合は解約だけでなく家族が契約を引き継ぐ「承継」も選択できます。
ドコモ解約時に注意すること
ここからはドコモを解約する際に、注意しておきたいことを解説します。
注意したいポイントは以下の7つです。
- 解約にかかる費用を確認する
- データ移行の準備をしておく
- 解約で使えなくなるサービスを確認する
- ドコモメールを引き続き利用するか決めておく
- dポイントを使えるようにする
- 家族のスマホ代が高くなる
- 間違えて解約するとMNPできなくなる
1つずつ、わかりやすく解説していきますね。
解約にかかる費用を確認する
ドコモの解約する時にかかる費用は以下のとおりです。
- 解約までの料金
- 本体の分割費用
- のりかえの場合は移転先の新規手数料
ドコモでは2年契約などの解約違約金、のりかえの際の転出手数料は撤廃されました。
いつ解約しても、どのプランでも解約金は不要です。
固定回線、ドコモ光には解約違約金があるので注意してくださいね。
データ移行の準備をしておく
ドコモから他社へのりかえる際は、MNPの手続きをする前に古いスマホから新しいスマホへデータを移行する準備をしておきましょう。
以下に主なデータ移行の方法をまとめます。
ただし移行するデータは人によって異なるので、移したいデータをどうやって移すのかは事前に調べておきましょう。
iPhoneからiPhone
iPhoneからiPhoneのデータ移行は、「クイックスタート」を利用するのがおすすめです。
iPhoneからAndroid
AndroidからAndroid
AndroidからiPhone
解約で使えなくなるサービスを確認する
ドコモを解約または他社へのりかえることで、使えなくなるサービスを確認しておきましょう。
解約やのりかえをすることで使えなくなるサービスには、以下のようなサービスがあります。
- 家族間無料通話
- ドコモ利用者との料金一括請求
- イマドコサーチ
- データ保管BOX
反対にドコモを解約した後でも使えるサービスには、以下ようなサービスがあります。
- lemino・dアニメストア・dマガジンなどd系コンテンツ
- ドコモメール
- ケータイ補償サービス
使えなくなるサービスの中に、自分に必要なサービスがないかよく確認しておきましょう。
ドコモメールを引き続き利用するか決めておく
ドコモを解約する際には、ドコモメールを引き続き利用するかどうかを事前に決めておく必要があります。
引き続きドコモのメールを利用したい場合は、「ドコモメール持ち運び」サービスを申し込みましょう。
- 月額330円
- 解約後31日以内まで申し込み可能
ドコモメールを利用しない場合は、解約の前に大事なメールをメモに移したり、スクリーンショットを撮っておけば後からでも見返すことができますよ。
dポイントを使えるようにする
ドコモを解約する際には、dポイントを解約後も利用できるように準備しておきましょう。
準備をせずにドコモを解約すると、dポイントがすべて失効する可能性があります。
dポイントは、ドコモの携帯電話契約者向けに提供されているポイントサービスです。
dポイントは、ドコモの携帯電話料金の支払いに充当したり、ドコモの対象店舗で買い物に利用したりすることができます。
dポイントを解約後も利用できるようにする手順は、以下のとおりです。
家族のスマホ代が高くなる
ドコモを解約すると、家族のスマホ代が高くなる可能性があります。
理由はドコモの家族向け割引、「みんなドコモ割」の数が減ってしまうためです。
みんなドコモ割は家族でドコモを利用することによって適用される割引です。
利用している回線数によって割引の金額が異なります。
- 2回線/月550円
- 3回線以上/月1,100円
自分がドコモを解約しても、3回線以上残っていれば家族のスマホ料金は変わりません。
ただし自分が解約することによって2回線や1回線に減った場合、家族のスマホ料金が高くなる可能性があります。
間違えて解約するとMNPできなくなる
ドコモを解約する際には、正しい手順を確認しましょう。
間違えて先に解約の手続きをしてしまうと、のりかえ(MNP)ができなくなる可能性があります。
自分がどちらの手続きをしたいのかを確認して、正しい手順で進んでくださいね。
ドコモの解約にかかる費用
ドコモを解約する際にかかる費用は、以下の3つです。
- 解約までの利用料金
- スマホ本体の分割の残債
- のりかえ先の新規手数料
上記3つの中に、解約当日にかかる費用はありません。
またドコモでは現在、いつ契約したどのプランであっても解約金はかかりません。
2021年の10月に2年定期契約などのしばり、また解約金は完全に撤廃されましたので安心してください。
ただしドコモ光には解約金があるので注意してくださいね。
ドコモの解約にかかる費用をくわしく解説していきます。
解約までの利用料金
ドコモを解約した月の料金は解約当日ではなく、後日請求されることになります。
注意しておきたいのは、ドコモを解約した月の料金は日割り計算されないということです。
解約した月の利用日数が1日だけでも、その月の全額(1ヶ月分)が請求されます。
たとえば15日に解約した場合でも、1日から14日までの利用に対して、月額料金の全額が請求されることになります。
可能ならドコモの解約は月末にしましょう。
そうすることで、ドコモの最終の料金を無駄なく利用できます。
スマホ本体代金の分割残債
ドコモを解約する際には、本体代金の分割払いの残債を支払う必要があります。
解約後の支払い方法は、「分割払いを継続」か「一括払い」のどちらかを選ぶことが可能です。
解約やのりかえのときに本体代金の残債がある場合、基本的には分割払いを継続することになります。
毎月の支払額や残りの回数は、解約前と変わりません。
ドコモを解約する前に、本体代金の分割払いの残債をどう支払うかを考えておきましょう。
のりかえる会社の新規手数料
ドコモを解約して別の携帯会社に乗り換える場合、乗り換え先の携帯会社で新規契約手数料を支払う必要があります。
ドコモを解約して別の携帯会社に乗り換える場合は、乗り換え先の携帯会社に新規契約手数料がかかることを確認しておきましょう。
なお新規手数料は、のりかえ先の通信会社によって異なります。
主な通信会社の新規手数料をまとめましたので、参考にしてください。
通信会社 | 新規事務手数料 |
---|---|
au UQ mobile | 3,850円 |
ソフトバンク ワイモバイル | 3,850円 |
楽天モバイル | 無料 |
mineo | 3,740円 |
IIJmio | 3,733円 |
X-mobile | 3,300円 |
ドコモをMNP解約する手順
ドコモを解約して他社へのりかえる手順は以下の3ステップです。
- ドコモで予約番号を発行する
- 予約番号を使ってのりかえ先で手続きする
- 初期設定やデータ移行をする
順番に解説します。
予約番号を発行する
まずはドコモで予約番号を発行します。
予約番号は以下3つのいずれかの方法で発行できます。
- オンラインで発行する
- サポートに電話して発行する
- ドコモショップで発行する
オンラインで発行する
予約番号をオンラインで発行する方法を解説します。
オンラインで予約番号を発行する際は「My docomo」を利用します。
サポートに電話して発行する
次にサポートに電話して予約番号を発行する方法を解説します。
予約番号発行の番号は以下です。
予約番号の発行の電話は、契約者本人がおこないましょう。
また本人確認のため4桁のネットワーク暗唱番号を聞かれますので、確認しておくとスムーズに進みます。
予約番号発行の電話は時間がかかります。
電話をするときは時間に余裕を持って電話しましょう。
とくに土日祝は、1時間以上待ったのに予約番号を取得できなかったなんてことはよくありました。
ドコモショップで発行する
最後はドコモショップで予約番号を発行する方法です。
ドコモショップには予約をしてから来店しましょう。
来店予約は「ドコモの公式サイト」から申し込みできます。
予約番号を使ってのりかえ先で手続きする
初期設定やデータ移行をする
MNPワンストップでドコモを解約する方法
MNPの新しい手続き方法「MNPワンストップ」を利用すれば、ドコモで予約番号を発行しなくても、他社へのりかえができます。
MNPワンストップは、今までMNP手続きに必要だった予約番号の発行をせず、のりかえ先の新規手続きだけで完結するようになった手続き方法です。
従来の方法ではAの会社に予約番号を出してもらい、Bの会社で新規契約と2つの手続き(ツーストップ)だったものが、1回の手続きで終了します。
MNPワンストップを利用してのりかえ手続きをおこなうと、ドコモは自動で解約になります。
MNPワンストップの注意すること
MNPワンストップには以下の2つの注意点があります。
- 手続きができる通信会社が限られている
- オンラインのみ受付していて店頭での手続きは不可
MNPワンストップの手続きができる通信会社は限られています。
現時点でMNPワンストップ手続きが可能な通信会社は以下のとおりです。
- ドコモ(ahamo含む)
- au
- UQ mobile
- povo
- SoftBank
- Y!mobile
- LINEMO
- LINEモバイル
- 楽天最強プラン
- 楽天モバイルMVNO
- 日本通信
- mineo
- b-mobile
- ジャパネットたかた通信サービス
上記以外の通信会社では、MNPワンストップを利用した契約も、転出もできません。
また上記の通信会社であっても、MNPワンストップ手続きができるのはオンラインのみです。
ショップや家電量販店など、店頭では手続きができませんので注意してくださいね。
MNPワンストップの手順
MNPワンストップの手順は、のりかえ先の通信会社によって異なります。
主な流れは以下のようになります。
- のりかえ元では何もせず、のりかえ先でオンライン申し込みをする
- MNPワンストップを選択
- 自動的にのりかえ元に移るので、手続きをする
- のりかえ先で手続きを完了する
ここでは、楽天最強プランの画面で手続き手順を解説します。
ドコモ解約後におすすめのスマホプラン
ドコモを解約したあと、またのりかえ先には以下のプランがおすすめです。
- 楽天最強プラン
上記のプランならドコモより料金が安く、通信もしっかり安定しているので、解約後に利用するには最適のプランです。
楽天最強プラン
楽天最強プランのオススメポイントや注意点はこちら
とにかく安く、無制限でインターネットを使いたいなら「楽天最強プラン」はオススメです。
楽天最強プランならどれだけデータを使っても月額料金は3,278円、無制限で使えます。
反対にあまりデータを使わない月は、3ギガまで1,078円と安く維持できます。
楽天最強プラン | 特徴 |
---|---|
月額料金 | 1,078円 (3ギガまで) 2,178円 (3~20ギガまで) 3,278円 (無制限) |
事務手数料 | 無料 |
最低利用期間 解約違約金 | なし |
公式サイト | 楽天モバイル |
楽天最強プランを利用する際は、通信エリアに注意してくださいね。
ドコモ・au・ソフトバンクに比べると、電話がつながるエリアが少しせまいです。
必ず提供エリアをチェックしましょう。
デメリットの通信エリアには個人差があり、実際に使ってみないとわからないとわかりません。
楽天モバイルは契約手数料も解約金もかかりませんので、迷っている人はお試しで使ってみましょう。
ドコモ解約についてのよくある質問
ドコモの解約について、よくある質問にお答えします。
- ドコモの解約方法は?
-
ドコモの解約方法は以下の2つです。
- オンラインで解約
- ドコモショップで解約
契約状況によってはオンラインでの解約ができないこともあります。
その場合はドコモショップで解約しましょう。
- 解約とMNPの違いは?
-
解約は電話番号を引き継かずに完全に解約、MNPは番号そのままで他社にのりかえる手続きです。
解約した場合は利用していた電話番号は使えなくなります。
MNPをする場合、先に解約をすると手続きができなくなるので注意してくださいね。
- 解約した月の料金は日割り計算ですか?
-
解約月の料金は日割りではありません。
月の初めや半ばで解約したとしても、1ヶ月分の料金がかかります。
- オンライン手続きで先に進めないときは?
-
オンライン手続きで先に進めない場合は、エラーコードを控えてドコモインフォメーションセンターに連絡しましょう。
オンラインよりも時間がかかってしまいますが、担当者が電話で対応してくれます。
ドコモインフォメーションセンター
ドコモの解約方法まとめ
ドコモの解約方法のまとめです。
- ドコモの解約方法はMNPあり・なしの2つがある
- MNPなしの場合はオンラインとドコモショップで解約できる
- ドコモを解約する際は解約の費用や家族のスマホ代に注意する
- MNP予約番号はオンライン・ドコモショップ・電話で発行できる
- MNPワンストップを利用すれば乗り換えの手間と時間が短縮できる
またドコモを解約する際は、以下の点に注意しましょう。
- MNPの手続きをする前に解約してしまうとキャンセルはできない
- 解約することで使えなくなるサービスがある
- ドコモメールなど解約することで有料になるサービスがある
ドコモの解約には純粋な「解約」と番号そのまま他社へのりかえる「MNP」の2つがあります。
間違った手続きをしてしまうとキャンセルができないので、ご自身がどちらの方法で解約したいのかを確認して、正しい手順で手続きを進めましょう。
ドコモから番号そのまま乗り換えるなら、以下のプランがおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。